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環境衛生コンサルティング部門

林業の衰退・過疎化が深刻化し、自然との境界である里山が消失してしまい、人工地と自然環境との境界線がなくなりつつあります。
また、近年、狩猟人口が大幅に減少し、大型野生動物の個体数が増加し都市部でも今まで見ることのなかった大型動物の出没数が増加傾向にあります。
それと相関して、農作物や家畜への被害や野生動物に襲われる等の被害者数、また人畜共通感染症の罹患者数が顕著に増加傾向にあります。
そして、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)を始めとする新興感染症の発見も相次いでいます。
弊社は自然環境と人工地の境を再構築するために、被害状況、対象生物の生息環境、動物の生態や行動特性などに応じて物理的、又は化学的な対策を統一的又は総合的に考慮し、許容水準までどうしたら減数させられるかを調査分析しスキームを構築します。
1. 被害状況の分析
野生動物の動向調査や個体数調査を行い、被害事象のプロセスを分析します。




2. 個体数調査
錯誤や安全面、環境面に配慮して、装薬銃による捕獲やわな猟により、対象領域の生息数を許容レベルまで減数化致します。




3. 再侵入・再定着防止(侵入ルートの遮断・環境整備)
■ 電気柵の設置

トランスの設置工事

出力の確認

柵線の設置工事

■ ワイヤーメッシュ柵の設置
対象域内に動物が侵入しないように、強固な鋼製のメッシュ材を設置します。




■ 忌避スピーカーの設置
電気柵などが物理的に設置できない領域に配置します。


認定鳥獣捕獲等事業者登録
鳥獣の捕獲等に係る安全管理体制や、従事者が適正かつ効率的に鳥獣の捕獲等をするために必要な技能及び知識を有するなど、基準に適合した鳥獣捕獲等事業を実施する法人として愛知県から認定を受けました。
