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環境衛生コンサルティング部門



国内問わず人間活動によって自然分布域外に持ち込まれた生き物は「外来生物」と呼ばれます。明治以前は外来生物の導入は在来の生物相に現在の様なインパクトはありませんでした。ところが、産業革命以降、産業の拡大と輸送手段の発達により外来生物はより積極的に運ばれるようになり、世界各地で数多くの外来生物が定着し・野生化し在来生物相に大きな打撃を与え、人々の暮らしも脅かしていることは周知の通りです。明治以降に持ち込まれただけでも2200種以上に及びます。それに拍車を掛けたのが、急速な温暖化と開発による環境破壊です。これら人間の活動の膨張に伴う外圧によって、在来生物の生息地が奪われ、より強い外国の外来種のみが生き残ることも外来種の生息地が拡大した要因とも上げられます。
これら背景や法令を遵守して、弊社では、専門の知識や実地経験豊富なスタッフを揃え、在来生物を守りつつ、外来生物のみを選択的に排除することに取り組んでいます。
これら背景や法令を遵守して、弊社では、専門の知識や実地経験豊富なスタッフを揃え、在来生物を守りつつ、外来生物のみを選択的に排除することに取り組んでいます。
特定外来生物
環境省が「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき指定している生物は、輸入、放出、飼養、譲渡しなどが原則禁止とされています。水中にも当然、水棲の特定外来生物が生息しています。汚泥処分等の環境整備をする際に知らず知らずに運搬してしまう可能性があります。
弊社では、事前に環境調査を実施し、特定外来生物と在来生物を分類して、特定外来生物のみを適切に処分、在来生物をその後放流するといった取り組みを行っております。
① 環境調査


② 種ごとに分類




③ 汚泥の除去
減水させ、汚泥を吸引除去します。


④ 特定外来生物の殺処分
気密性の高い車輌で処分場まで運搬し、適切に処理します。

