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2022/3/17 グリストラップ交換工事

本日はGT(グリストラップ)交換工事です。
GTは、食品衛生法、下水道法に則り、厨房設備には除害設備として設置及び申請が義務付けられています。GTの素材としてよく採用されるのが、軽くて比較的丈夫で安価なFRP(繊維性強化プラスチック)ですが、環境を配慮して施工を行わないと、後に大きな問題へと発展する可能性があります。

【FRP性のデメリット】
①樹脂製なので、柔らかい
⇒周辺土壌の圧力により変形しやすい
⇒メンテナンス時に傷つきやすく穴が開きやすい

②情報なので耐候性が低い
⇒紫外線により劣化が早い

今回の案件も、GTが周辺土壌の圧力により、中央に押され変形し、層内の仕切り板等が欠如していることや、表面に穴が開き、既に油が流出していました。このような状態ですと、油によって、ペスト発生や排水管が詰まる他、土壌汚染、河川や海を汚染することにつながり、SDGから遠く離れることになります。また、法的には、食品衛生法、下水道法、水質汚濁防止法に抵触し処罰されます。よく排水として、油を排水管に流しがちですが、適切な衛生管理が行えず、下水道が閉塞して詰まると、行政から復旧する多額な工事費請求されます。忙しくて清掃ができないなどいって安易なお考えで管理を放棄することご推奨致しません。

★持続可能な社会実現に向かって、事業活動によって本当に弊害が生じてないか、一度足元から見直して下さい★

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