ゴキブリ類は病原性大腸菌O-157をはじめとする数々の病原微生物を体表面に付着させ、人間の生活環境に侵入してきます。厨房などの衛生区域内で繁殖すると、食中毒を起こす原因となる可能性があります。
ゴキブリ類とは
施工の流れ
①作業箇所について
厨房用機材周辺、天井裏、壁中、部屋の四隅、壁面の割れ目、棚、排水管周囲、シンク裏、建築物周囲
②主な使用薬剤
A ピレスロイド系殺虫剤(防疫用殺虫剤):易分解性、残効性なし、その場で消えます。「医薬部外品」
B サフロチンMC剤:残効性あり。壁面やシンクの裏に塗布。人体には吸収されません。「医薬品」
③施工内容の詳細と目的及び注意点
残効性の薬剤の塗布
効能:結晶化した薬剤を長時間残留し徘徊昆虫が触れると死にます。
目的:衛生害虫の外部侵入や内部での繁殖を長期間防ぎます。
※1.施工翌日、白い結晶が残るときがありますが、駆除が完了するまで、拭き取らないで下さい。
※2.通常の目線からは、見えません。
④超微粒子空間噴霧処置(ULV処理)
効能:壁面の隙間、荷物の隙間など細かな場所に潜む昆虫を追い出し駆除いたします。
目的:その場に潜むゴキブリを即効性の薬剤で駆除いたします。
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トラップの設置(年間管理ご契約者様のみ設置)
効能:徘徊昆虫を物理的に捕獲します。
目的:ゴキブリ類がどこにいるか生息場所の特定と駆除作業の効果判定をする際に重要な役割を果たします。
※昆虫用トラップの移動をさせないでください。一時的な移動は構いません。
⑤ベイト剤の設置(保守点検時交換)
効能:誘引剤により、ゴキブリを誘引させ、食毒を喫食させることにより、殺虫します。
目的:環境状態が安定した場所に限り、長期間、効力を発揮できるので、水まわり等に配置し、局所的にゴキブリ類の繁殖を抑制できます。